今年も2月末頃には暖かく更新作業に適した気温まで上がってきたので2月末に更新作業を行いました。だいたいは例年通り同様の手順で更新作業を進めていきます。
今年の更新作業
低刈り
今年もリョービの電動芝刈機で刈っていきます。今年は15mmで低刈りを実施。
サッチング
サッチングも低刈り同様、リョービの電動芝刈機をサッチング用替刃に替えて行います。
昨年こちらを導入してからというものサッチングが楽で時間を大幅に短縮可能です。
エアレーション
昨年はスパイキングでたくさんの穴をあけ目土と一緒にカルスNCRを入れました。生育状況も年々良くなっているので今年はローンパンチで程々にエアレーションを行いました。
穴を何十個数百個と開けるのもかなりの労力が必要です。そこまでしっかりエアレーションを行わずとも生育が良くなっているので私自身は毎年ほどほどに実施しております。
目土(砂)入れ
エアレーション後、目土(砂)入れを実施。こちらは例年通りですね。
肥料と散水
肥料を施した後にたっぷりと水やりをします。肥料は肥料入り芝生除草剤を使用、これから生えてくる雑草を抑制します。
アクシデント発生
3月上旬、暖かくなったと思われた気温が一遍急激に冷え込み降雪という事態。それも更新作業が完了したばかりの芝生にしっかりと積もってしまいました。
冬の寒さから守る枯芝は更新作業で綺麗に除去しているため、数日間の寒波が萌芽に影響を与えないか心配ではありますが、これも良いデータと思い経過をしっかり観察しようと思います。
積雪も何のその
3月中旬陽当たりの良いところから緑がうっすらと広がり4月上旬には全面に緑が増えてきました。
枯芝がほとんどない状況での積雪がどのような影響があるのか考えておりましたが、生育になんら影響はありませんでした。
もしかして休眠期に枯芝を刈ってしまっても大丈夫だったりするかもしれませんね。
アルムグリーン定期散布開始
今年も週に1回アルムグリーンを散布します。
アルムグリーンは人や動物に無害な漢方製薬が原料の漢方。土壌環境の改善、発根促進、成長促進など様々な効果があります。
より綺麗により病害虫に強く育てるために週に1回散布しております。
あとは水切れサインがでないよう水やりをしっかり管理します。
日に日にどんどん青くなってきているので今シーズン初の芝刈りがいつできるか楽しみですね。
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