何度もプランニングして「この設計で納得!」と思って建てたマイホーム。我が家は完成してちょうど1年経ちます。
いざ住んでみると概ね満足していますがやはり失敗した・イメージと少し違うといった点はつきものだと思います。今回は注文住宅で失敗しないために注意すべきポイントを実体験に基づいてご紹介していきます。
最後に良かった例もご紹介します。満足いくマイホームを建てるためにポイントをしっかり確認しておきましょう!
失敗からの注意点
実際に注文住宅に1年住んでみて注意すべきポイントを解説していきます。
クローゼットの注意点
クローゼットなどの収納はハウスメーカーが基本的に標準または余裕を持ったサイズをある程度設計してくれますが、ギリギリすぎると失敗する可能性があります。
我が家は玄関入ってすぐの廊下にクローゼットを作りました。奥行き約45cmスーツや上着がピッタリ入るくらいです。
しかしドアが折れ戸なのであまりにもピッタリ過ぎると開閉の際、洋服がドアに干渉してしまうのです。
洋服に注意してドアを開閉しなければいけないので少々手間です。
このくらいであれば入りますといった提案をされても少し余裕をもって奥行き最低50cm~60cmは確保した方が無難です。
ダイニング用ライトの注意点
「ダイニングのライトはちょっとオシャレなライトをつけようかな」と考える方はわりと多いのではないでしょうか。
わたしもダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置しようと考えていました。しかしハウスメーカーの設計には当然ライトとテーブルの位置関係までは考慮されていません。
※通常の丸型LEDシーリングライトの場合は問題ありません。
なので実際に設置した際にペンダントライトとダイニングテーブルの位置が合わなくこちらも盲点でした。
間取りが決まったらどこにダイニングテーブルの設置位置とサイズを正確に決めておき、ずれてしまうようであればシーリングの取付位置を調整してもらった方がいいです。
テーブルの位置を少し調整するだけでライトとの位置は修正できたので私はそれで対処しもう慣れてしまったので特に不満や気になる点はありません。
ちなみに購入したペンダントライトはこちら
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取り付け、長さの調整とても簡単でデザインも気に入ってます。
トイレでの注意点
日常で何気なく使っている洋式トイレについてです。
でもトイレなんてデザイン以外に何か気にするような点なんてあるの?そう思う方がほとんどかもしれません。
トイレットペーパーホルダーの設置位置が今まで使用経験ある物より低かったのです。
そこのハウスメーカーでは標準の位置なのでしょうけど少し低めに設定しているのはさすがに気づきませんでした。
1年使用したので慣れてしまい特に不自由ではありませんがやはり多少低いとは感じてしまいます。
普段に何気なく使っているペーパーホルダーなどの位置は一般的や標準と言われても、正確な設置位置を確認しておいた方がいいです。
良かった点
「これはやって良かったな」って思った点もご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
収納の中にコンセント
収納の掃除機を置くスペースにコンセントをつけました。掃除機の充電も収納でできるのでこれはとても便利です。
掃除機に限らず頻繁に物を出し入れする収納であれば一つはコンセントを作成しておくと非常に便利です。用途がないからとその時は思っていても後々作っておけばよかったなと後悔するかもしれません。
あるに越したことはない物は妥協せず作っておいた方がいいでしょう。
廊下にPCデスク
廊下にPCデスクを作成しました。
個人で組み立て式のPCデスクを買って設置するのも良いですが、このようにデスクを作成する見た目もスッキリしてインテリア的にもGOODです。
必要コンセント数より少し多めにコンセントを作ってもらうことをオススメします。
廊下に洗面台
1階と2階どちらにも洗面がある御家庭は不要かと思いますが片方にしかないお家は洗面台がもう一つあった方が便利かと思います。
うちは2階に手洗い用の洗面台を購入し設置してもらいました。インテリア的にも欲しかった物なのでとても気に入っています。
実際に購入し設置してもらった物がこちらです↓↓↓
洗面台 おしゃれ 陶器・ガラス洗面ボウル 単水栓の6点セット 幅75cm Eセット34a INK-0504071Hset
洗面台を考えている方は、水だけのタイプ(単水栓)と水・湯両方のタイプ(混合水栓)があるので好みや用途で決めるといいでしょう。
しかし私と同じように2階に設置する場合はお湯を出す際、出てくるまで少し時間がかかるといったデメリットもでてくる可能性もあります。
専用の収納棚
釣りの道具がたくさんあるので専用の収納棚を作成しました。釣り具に限らずゴルフやその他のアウトドア、スポーツ用品を持っている方は専用の収納棚を作るととても便利です。
外の倉庫にしまえばいいのではとも思いますが、倉庫にはまたタイヤや別な物を収納するのと、釣り具をアクセスしやすいところに収納したかったという点から作成しました。
玄関に繋がる所に作成しておりアクセスしやすく持ち出しにも便利です。
私は洗わずに放置するようなことはないのでまったく問題ありませんが、当日すぐには洗わないといった方は臭いが籠らないように注意する必要があるかもしれません。
釣り具はその日に手入れしてあげないと傷んでしまうのであまりないとは思いますが・・・
まとめ
自分が住む家をつくのです、ストレスフリーで満足できる家を作るために注文住宅で「妥協」は捨てましょう。(多額な費用が掛かる場合は要検討ではありますが)
私の体験談からまとめた注意点
クローゼットのサイズ(奥行)は服が干渉しない設計になっていますか?
クローゼットのサイズを確認して可能であれば事前に検証しておきましょう。
ダイニング用にオシャレなライトを検討している方は設計段階でシーリングの位置を正確に確認しておこう。
ペンダントライトなどのオシャレなライトを検討されている方はダイニングテーブルのサイズや置く位置をある程度正確に考えておき、それにあった位置へシーリングを設置してもらいましょう。
備え付けの設置位置
ペーパーホルダーや手すりなど備え付けの設置位置を確認しておきましょう。
標準ですと言われても実際に使用してみると、あれ?と思ってしまうこともあります。
あると便利!
- アウトドア、スポーツ用品の専用収納棚
- 洗面台(インテリア的にも!)
- 備え付けデスク(PCや化粧台)
- 収納の中にコンセント
最後に
打合せではこちらの要望に沿っていろいろ提案してもらい設計に盛り込んでいく形になるので「これがあるとオシャレですよ」「こうゆうのがあると便利ですよ」などと向こうから教えてくれるわけではありません。
自分が欲しい物や設備、イメージを後悔しないよう妥協せずに伝えて納得のいくマイホームを建てましょう。
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