GWも過ぎ順調に育っている芝生は青々としてきている頃になりましたね。
うちの芝生は部分的にすごい青々してはいるものの全体的にみるとまだイマイチといったところ。
真っ青な部分が全体的に広がっていればほぼ完成状態といってもいいと思いますが、ここまでまばらとなるとやはり土壌環境の影響でしょう。
生育を阻害しているのは土壌環境と、そしてもう一つの原因でもあります。
一気に土壌環境の改善
毎年土壌改良は実施しておりその結果少しづつではあるものの芝生の生育・コアリングの刺さりやすさが良くなっています。しかし未だにコアリング・スパイキングで穴をあけられない箇所が数か所あり今回はその部分を改善していきます。
ターフカッター又はスコップで芝生をくり抜き剥がしていきます。
ターフカッターで中々切り込めない場合はスコップで徐々に切り込んでいくのがオススメです。
石がごろごろとあります。(やはり芝生専門業者ではないところに依頼するくらいなら床土作りと芝張は自分でやるべきですね。)
今回は生育の悪い箇所の床土を一気に入れ替えちゃいます。全体的な土壌改良はコアリングやスパイキングで少しずつ改善していけばよいですが、明らかに生育が悪いとことは色々な高い資材を買って改良を期待するより土を掘り起こしてしまった方が費用的にも時間的にもコスパいいですね。
掘ってはふるいにかけを繰り替えし今回40cm~50cmほど掘りました。
その最中にでてきた強烈な瓦礫がこちら・・・。
芝生下10cm弱くらいの深さからでてきました。こんな物もそのままにしたまま芝生張っちゃうんだと呆然。
ほんとは40cm~50cm掘った箇所に床土として砂を入れようと思っていましたが、掘り起こした際にふるいにかけた土をあるのでそちらを使用します。
余っていた土のリサイクル資材も混ぜ込んでいます。新しく土・砂を入れる場合は特に不要かと思いますが古い土を使用する場合はその土にあった改良資材を一緒に混ぜ込んだ方がいいでしょう。
あとは剥がした芝生で蓋をして切り口に目土を入れ水やりで完了です。
生育がまばらなもう一つの原因
うちの芝生ではよく悩まされるもう一つの原因がこちらです。
芝生を剥がした写真に写りこんでいたこの虫、コガネムシの幼虫です。
コガネムシの幼虫が芝生の根を食べてしまい芝生の生育を阻害、結果芝生が薄い箇所ができたり部分的に枯れたりしてしまいます。
このコガネムシの幼虫を駆除しないと成虫となりまた卵を植え付け幼虫が根を食い年々数が増え続けてしまいます。春から最盛期の夏場まで芝生シーズン中はこの幼虫とコガネムシを発見したら要注意です。
芝生に使用できる殺虫剤スミチオン乳剤で対処します。(パッケージをよく読んで使用しましょう。)
うち芝生は犬のドッグランとして使用しているので、スミチオン使用後数日間犬は芝生エリアに出しません。
ちなみに畑にはダイアジノン粒剤を使用してコガネムシ幼虫の対策をしています。粒剤は水和剤と違って浸透性ではないので薬品に抵抗がある方でも使いやすいかと思います。
この時期のお約束
5月といえばそう芝生の穂がでてきます。今のところは生育がまばらで部分的にチラホラと確認できる程度なので芝刈りで穂刈りをするのではなく手で摘み取りました。
放置していても特に問題はないですが、不必要な穂に栄養を回してしまうので毎年この時期は穂を取ります。いち早く綺麗な芝生を楽しむために小さいことではありますが大事なことです。
土壌改良の2ヵ月後↓↓↓
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